人間関係構築力を身に着けよう

　自分がわからない問題や仕事で行き詰ったときに、良好な人間関係を築いている人であれば、「○○さんに聞いてみよう」「あの仕事は△△に頼もう」などと、悩まずに先に進むことができます。

　人とのつながりを広く持ち、いかに構築して横軸のネットワークをつないでいけるかによって、自分自身の思考や発想、仕事への意欲にも良い影響を与えることにつながります。

　また、こういった人間関係を活かして、他社、異業種、異文化の者どうしで出会い、刺激を受けたり、斬新なアイデアが浮かんだり、具体的なコラボ戦略が生まれるケースは少なくありません。どんなコミュニティに属しているのか、そこで才能ある人たちをマッチング、つなぐことが難なくできる人になれたら、最強です。基本的なことですが、2つのヒントがあります。

（1） 話すことより、相づち上手になろう。

初対面であっても、自分の話をきちんと聞いてもらえると、大切にしてもらえた、受け入れてもらえたと感じ、徐々に警戒心が解けていきます。そのため、話を聞いているサインとなる相づちはとても大事です。相づちのバリエーションを増やして、相手に「あなたの話を聞いているよ！」という合図を送ることは、人間関係の構築力をアップするために必要なスキルだと思います。

（2） 相手に興味を持って質問をしよう。

自分に興味を持ってもらえるとうれしくなります。そしていつもより気分良く、たくさん話せたとき、相手に感謝と親しみを抱きます。相手が楽しそうに話した話題に対して、「どうして？」「もっとそこを聞きたい」と掘り下げるような質問を投げかるのは効果的ですよ。