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オンライン場活の大変さと楽しさ③

オンライン場活の大変さと楽しさ③で、このシリーズ最終回です。
まずこの学びの時間が早朝5時30分からの1時間であること。寒い時期の5時起きはなかなか大変。
初回に画面に並んだ20人のうち知り合いは3人ぐらいだった。
zoom会議とzoomセミナーは明らかに違うことを知り、できれば満足度が高い内容にしたいと頑張った8回でした。
6回目から8回目まではブレイクアウトルームを使ってグループ活動を行いました。
自分がYouTubeショートを投稿すること。グループ、コミュニティの仲間の投稿を見て、高評価をつけて、コメントも入れるという3つのことを宿題にして、5回目までの視聴回数やいいねの数などの変化を評価の対象にしました。
3グループで1位になったチームには、北海道浦河の仲良しの漁師さんが営む「柵山水産」さんの珍味をお送りしますという賞品を提供しました。やはりご褒美は大事。
チームワークと行動力と継続力を数値化して、評価すること、ビフォーアフターの差が大きいことに価値があると説明してきました。
それまでは60分間1対20だったのが、グループ活動をするようになって、前半の座学15分、グループ活動15分、中間の座学10分、グループ活動10分、全体シェア、質疑応答で10分という構成に変えました。
夜に集まったり、ライブ配信をして視聴回数を増やす努力をするチームが現れました。
目標設定がいかに必要か気がつき、リーダーシップが発揮できる人が多く現れてくる。講師としては、変化が楽しい日々でした。
「チームとして頑張る経験がこれまでの仕事人生ではなかった」という30代男子2人から、「チーム活動でみんながやる気になるにはどうしたらいいですか?」という質問がありました。
フリーランスや一人社長さんとして、日々過ごしている人にとっては、結構こうした活動が新鮮なんだと気が付きました。
リーダーはチーム内での互選にしました。3人のリーダーのうち、リーダーになって著しく成長した人が1人いました。
「教えること、続けることは得意だ」とご本人は言っていましたが、チーム活動はリーダー経験もほぼなくて不安だったその方が、変わる瞬間を私はzoomごしに見ていました。
リーダーとしてみんなを引っ張りたいから、zoomでの研修では口角を上げて、声も一音ぐらい高めに。チーム内ミーティングでは、誰の提案もほめまくったそうです。すると、その方のYouTube動画での話し方が、グループ活動前は、かっこつけていたものから、次第に自信をもって迫力あるトークに代わっていくのが見ていてわかりました。
そして、グループ活動によって、課題(宿題)をクリアすることの楽しさを覚えたその方は、zoom研修での発言のし方が変わりました。
私は〇〇だと思う。といったシンプルな構成で短く歯切れよく話すので、聞いている人にすっと入る説得力が加わったのです。
まとめます。
①期限を切って
②毎回宿題を出して
③グループで競い合ってもらう
チームの結束力をあげ、個人の能力にも好影響があることを知りました。

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