敬遠されがちな人に共通するクセ その2 自慢が多い人は「輝いていた頃の自分が大好き」
昨日、9月18日から敬遠されがちな方のクセをテーマに書いています。今日からは、敬遠されがちな方に多く見られる共通の特徴4つ「自己主張が強く自慢話が多い」「謝罪せず言い訳する」「上から目線」「愚痴や不平不満が多い」について、1つずつ書いていきます。
1.自慢、自己主張が強め
自分にとって誇らしいことがあると、聞いてほしい、褒めてほしい、共感してもらいたいと思うのは人情かもしれません。でも、そうした話ばかりだと相手は退屈してしまいます。うなづいていても、「早く終わって」と思っています。話している本人は今にも天に昇りそうなほど高揚しています。こうなると始末に負えません。
嫌われがちなNG言葉「自慢するわけではありませんが」。
「自慢するわけではありませんが」は、むしろ「自慢話なんだけど、1分だけ聞いてもらえますか?」と前置きしたほうが、まだましです。相手は1分だけなら我慢してくれるでしょう。
10年前の成功を飲むたびに聞かされる新人君は、その話を延々とする上司を尊敬することはできません。この上司は、他に話せるネタがないので、過去にしがみつく弱い人だと2回目、3回目には気づいてしまいます。
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次に自己主張が強い人についてです。
自己主張が強すぎると、目の前の相手が「自分は無視されている」と感じてしまっても仕方がありません。相手の話を聴かずに、どんどん前に出るのは控えてもらいたいです。
代表的なNG言葉としては「まあ、黙って聞いてよ」「見解の相違だね」「解釈の違いだ」などです。
「私って●●だから」と自分を定義することが多い人は、「私は周りの人からからこう見られているので、貴方もそこ分かってね」という思いが見え隠れします。
また、「僕は」「私は」「俺は」と主語を多用する人も、自分は他人とは違うという自己主張や自己顕示欲が感じられます。
会話は言葉のキャッチボールです。相手と呼吸があってこそ、「コミュニケーション」が成立します。演説や講演を1対1で聞きたい人はいないはずです。師匠と弟子であれば別ですが。