GO TOキャンペーンだから「旅」を考える その16 食べ物の恨みは広がりますよ
この朝ご飯は、天塩町の日の丸旅館のものです。多分もう10泊はさせてもらっている馴染みの旅館の美味しい朝ご飯です。
自家製の一夜干し宗八カレイ、そして鮭のいずし…これだけでを出してもらったら、お酒飲む人は十分でしょうね。本当に手間と愛情たっぷりな素晴らしい朝食です。札幌から豊富温泉行き、稚内行きの都市間バスの降車場所から徒歩3分という立地もスーツケースを抱えて動く私にはありがたいです。そして何より、女将さんとお父さん、そして若女将の優しさが旅の疲れを吹き飛ばしてくれます。
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で、本日の本題です。
7月に函館の湯の川温泉(Y)と層雲峡温泉(S)に泊まった30代女性から聞いたお話です。憤慨していたというか、もうあきらめモードでその怒りが深いことを感じました。ホテルの実名をお聞きしたので、社長さんにお会いする機会があればお伝えしようと思っています。
(Y)1.ウニが変なにおいがして食べられなかった。
2.個室の食事処でのサービスのタイミングが悪すぎた。
3.部屋の掃除も行き届いていなかった。
部屋についている露天風呂も温度 含め納得できないものだった。
(S)1.安全確保したビュッフェだったが、予約時の時間18時から19時30分に
変更を依頼され、それを了承したが、どの皿もほとんど空。30分後に会
場は閉鎖。あまりに食べるものがないと訴えたら、カップラーメンを一つ
ずつ配られた。あまりのショックに翌朝食べずにチェックアウトした。
事実です。盛ってはいません。ひどいと思います。
どちらも札幌在住の方なので、4時間ぐらいかけて湯の川、層雲峡に行ってこの有様です。コロナによって厳しい経営状態でやっと動き出した道内観光マーケットでこういうことが起こっています。口コミで悪い話はあっという間に広がります。それぞれのホテルだけの問題ではありません。そのホテルがあった温泉エリア全体にマイナスイメージがついてしまいます。