好き!を極めよう その1 好きこそものの上手なれ
好きこそ物の上手なれ(すきこそもののじょうずなれ)とは、「好きなことは夢中になってやるので、それだけ上手になる」という意味のことわざです。
好きなことなのでたくさんやる、集中してやる、だから上手になるということ。当たり前でしょ?と思う方も多いと思います。
何事においても好きかどうかはとても大切なことです。好きでやっているから楽しいし上達も早いです。
好きなことを仕事にしてしまえば、世の中がどうあろうと「自分は自分。好きだからこれを続けている」と迷わずに集中し、継続することができます。そして、好きだからこそなんとかやっていけるように工夫し上達します。変化していく世の中に対応していけるようになります。
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好きなことは創意工夫をしようという気になりますし、無垢で情熱をかたむける姿は、結果的に人をひきつけることになります。
料理が好きな人はただ作るだけでなく、日々新しいメニューを考えています。楽しそうに作った料理は、食べたいと周りの人が思うでしょう。
例えばコンサドーレが大好きな人と一緒にサッカーを札幌ドームで見ると、ルールがわからない人でも引き込まれてサッカーが大好きになったという瞬間に立ち会ったこともあります。自分も昨年のワールドカップラグビーを、日本代表になったラガーマンの解説付きで見てからすっかりラグビーに魅了されました。好きな人の熱い語りと共に試合を見るのは、全く別物でした。
好きなことをしていると、つらい時期も乗り越えられる実感はありませんか?今のコロナも大変きびしい状況です。でもこの困難を乗り越えられるのは、根性があるというよりも好きかどうかが大きいように思います。「いま自分は好きなことをやっている」という実感があるのは大きいです。
「好きなことを仕事にする」というのは多くの人が憧れることです。学生、若い人は今自分はそこに向かっていると感じられたら、大きな力になり迷わず前進できるように思います。
貴方が好きなことは何ですか?今それから離れていても、夢中だったあの頃を思い出してみませんか?