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GO TOキャンペーンだから「旅」を考える その2 空港と飛行機、そして距離

アラスカの氷河を見たとき、その上を歩いたときビックリして感動しました。この景色を見るために、バス、国鉄、カヤックに乗る必要がありました。旅では自分で歩くこともありますが、基本乗り物が必要になります。

1年に地球2周半の移動をしたり、飛行機だけでも90回以上乗っている私です。驚かれますが、それほど大したことをしているとは思っていません。乗り物好きで予約を取るのも好きだからかもしれません。

 

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これほど移動が多い暮らしになったのは、下の子供が自宅を離れて沖縄の大学に行った今から7年前です。

そして、振り返ると旅が出来ない妊娠中には「旅したいなー」と思いながら、つわりを抑えるために空港連絡バスに乗って、千歳空港に行っていました。カウンターやお土産屋さんを見て、見送りの人が行く展望台で半日ぐらい飛行機を見ていました。すると、つわり独特の気持ち悪さを忘れていました。

 

子どもが生まれると、帯広の実家にたびたび帰っていました。実家から空港が近かったせいもあり、飛行機やヘリコプターが割と大きめに見えたので、息子は空を飛ぶものが好きになっていきました。そんなこともあり、空港に良く出かけていました。帯広空港はパイロットのセスナ機での訓練も見られるので、時間を忘れるほどでした。

小学生のころから、全国鉄道時刻表を見て、乗り継いで京都まで行く方法を考えるほど妄想好きな子供だった私でした。成田空港に行って、見たことがない航空会社の飛行機を見たり、お国柄を感じられる制服を着たCAさんを見てあこがれていました。

空港はいつか行ってみたい国をシュミレーションする場所でした。

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こんな私に育てられた息子は予想通り旅好きになりました。学生時代には、ドイツで山歩きをしたり、スイスにスキーに行ったり。社会人になっても2週間ぐらい休みをとって、大好きな映画ロードオブザリングのロケ地巡りをしたり、全豪オープンや全仏などを見に行くような感じです。

自分の五感を使って何かを感じることが出来るのが、旅の醍醐味だと思います。

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この旅の楽しさを阻むのが、「休みが取れない」「高い」といった日々の暮らしのとの折り合いをつけられないことです。

私の周りにいる20代前半の社会人には、時期を選べば君たちが思っている金額の3分の1でニューヨークでもロンドンでも行けることを、自分の経験を基に離しています。

美容師さん、ネイリストさんなどには、担当プラス経営者の方に「研修で海外に行くといいよ、何日ぐらいでいくらかかるか」をお節介で教えています。

すると皆さんは、金額の安さに驚いています。金額というのが旅行に行けないと思い込む最大の理由になることを痛感しています。

 

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12年前に、ドイツ、フランス、ハンガリーに調査という理由で出張した時に現地の旅行代理店社長にヒアリングをしました。

その時、「北海道が魅力的なことは動画などで知っているが、やはり日本自体が遠い。そして、北海道は東京往復に比べると高いし不便だ」と言われました。

そして、「バリだと近いし安い。長期滞在するならヨーロッパ人はバリを選ぶ」。しばらくは北海道に欧米の個人旅行者を予備入れるのは無理かとその時は思っていました。

でも、その5年後ぐらいにはオーストラリア人を中心にNISEKOにパウダースキーをするために来る人達が押し寄せましたよね。

 

 

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