GO TOキャンペーンだから「旅」を考える その15 アメリカ総領事も絶賛した神威岬
ジョン・リース総領事(2014年当時)と数回、北海道の観光について世界から見てどのレベルか懇談をしました。
そのなかで、「世界中のスゴイが北海道には5か所以上あることを、是非道民に伝えたい」とおっしゃったことが心に残っています。
特にリースさんのお気に入りは、神威岬でした。
一般的に言われる「積丹ブルー」よりも、日高山脈の西の端に位置するダイナミックな地形と緑の質に感激したと話されました。
神威岬の「緑の質」がニュージーランドに似ていると感じていた私は、「やっぱりそう思われますか」と握手してしまいました。
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まだ余り知られていなくて、ダイナミックな景観という視点でお気に入りを言い合う面白い時間の中で共通したのが、「神の子池(清里町)」と「滝瀬海岸(乙部町)」でした。
乙部町もご存知とは、北海道通、地質通だと感服しました。
世界を知る人が北海道のダイナミックな地形をすごいと言ってくださったこと、ものすごく自信になりました。
例えば、北海道の〇〇エリアはアフリカのサバンナのようと話すと、「どこかに似ているというのは、価値にならない」と大御所に叱られたことがあります。でも、その凄い場所が飛行機で24時間もかかるようであれば、北海道のその土地に行こうというアジアの方もいるはずです。そうした視点はプラスにして進みたいものです。