本気の婚活 その5 ベルトと靴
婚活の対策研修を男性に対しては4年ほど(通常3回)行っています。2019年は初めて秋田県からの依頼で女性に対しても2回行いました。
女性に対しては心構えや、結婚後のライフスタイルについての話ですので、ほぼ内的な話です。しかし、男性は婚活前日の服装チェックを含め、ダイエットなど外見をどう改善するかを丁寧に指導しています。
男性参加者に対して可能なら前日の服装チェックをするのは、当日に飛んでもない減点になるようないでたちで現れた人がいたからです。せっかく受け答えや、自己アピールについてしっかり出来るようになっても第一印象で除外されるような事態になってはもったいないですよね。
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1.ベルト選びは慎重に
私はスーツを着慣れている方には、少しオシャレなスーツでもいいですよと話しています。でも日頃スーツを着ない人には、「七五三に見えるから、スーツはやめよう」とアドバイスします。
ブレザーにチノパンも無難なのでお勧めしていました。
紺のブレザーに、カーキ色のパンツ、ストライプのシャツとここまではよかったのですが。真っ黒なピカピカの革製ベルトが悪目立ちしていました。
どうにもならないので、シャツを少しふわっとさせて、ベルトなしで乗り越えました。ご本人曰く、ベルトは成人式のときのスーツと、礼服しか持っていないので、その流れで黒ベルトしか持っていないとのこと。
2.靴でも焦ったことがありました。
服は完璧な彼は、2足の靴を持ってきていました。一つは、先がとがった黒のエナメルの靴。もう一つは、デッキシューズ。
季節は晩秋で、茶色×ベージュの落ち着いたジャケット、パンツなのに。
地元開催だったので、同じ足のサイズの友達に靴を借りることになりました。
折角2足も用意してくれたのに…。服は完璧、髪型もカッコよかったのに。
こんなことが時々あるので、自信のない人には全身撮影した写真を事前に送って来てもらって指導しています。前日でも最悪のケースを逃れることはできますが、ひやひやです。
明日は、1泊2日の婚活で2日目に印象を下げてしまった悲しいお話をします。