仕事と子育ての両立 その2 仲間から頼られている自分になることが先決
ここでは、会社勤めと前提して書きます。
子育てをする前には、出産前に会社を休み、出産後もある程度子供が育つまで休ませてもらうことになります。
自分が一般職のとき、管理職のとき、顧問的なポジションで属している組織で、妊娠休暇、育児休暇を申し出る女性を多く見てきました。そしてその周りの男性、女性社員の想いも感じてきました。そうした30年以上の経験を基に書かせてもらいます。
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出産後に会社の戻りたいなら、ずっと仕事を続けたいなら「仲間から信頼される貴女になっておくこと」が必要です。
自分のライフスタイルのためには、仕事を続けたい、続けないと家計が成り立たないなど自分の側に理由があると思います。でも、受け入れてくれる回りがあなたをどう見ているのかがとっても大事です。制度があるから利用しても、ギスギスすることは少なくありません。
「Aさんには、ずっとこの会社で働いてほしいから、お母さんの視点も活かして働いてもらいたいから待ってるよ」。こうした温かい励ましの言葉を持って休暇に入れる自分になりたいのか。
「あの人、仕事も一人前じゃないのに権利だけ振りかざすんだね。子供が風邪ひいたとか言って、遅刻や早退繰り返すようになったら、やってられないよね」と思われるのか。
この周りからの評価の差は「信頼度」です。
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信頼度を高めるためには、次の5つが最低条件だと思っています。
1.責任感がある人
2.周囲に気を配れる人
3.相手の立場に立って仕事ができる人
4.報告・連絡・相談をしっかりと行う人
5.人に頼ることができる人
明日から1つずつ具体例を出しながら書いていきます。