2020.04.14 仕事 人財育成 ブログ コミュニケーションUP
新人研修の一コマ その9 振り返りの時間の有用性
北海道の北部、浜頓別町に白鳥がたくさん来るクッチャロ湖があります。そのすぐそばにある公園の4月12日朝の様子です。
北海道に住む私たちにとっては、この気持ちの良い広がりがわりに当たり前ですが、贅沢で幸せなことなんだと昨今のピリピリした日々の中で気が付きました。
さて、新人研修です。
私はこれまで一部上場企業で誰もが知っている乳飲料メーカー、文具メーカー、自動車メーカー、薬品メーカー、公務員研修他で講師を経験してきました。最初は師と仰ぐ先輩講師のアシスタントとして。
その中で、講演会を1日に3回ほど繰り返すような方がいました。大成功を遂げている大先生のような方のお話は、何度聞いても感動して力が湧いてきます。ただ、新人さんたちを見ていると、そのお話を聞いて感激しつつもその興奮状態で会場を出て行くのです。でも休憩後戻ると、その高揚感は収まっています。
熱しやすく冷めやすい、人の心を見た気がしました。
それ以降私は、経験談を基にしたお話をしたとき、「今聞いた話を自分に取り入れるとしたらどんな行動を明日から紙用と思うか」をノートに記載してもらいます。そしてその内容を隣の人に伝えあいます。
素晴らしい話はいっとき心に火をつけますが、「あの先生は凄い人だから、俺には無理だ」となぜか自分事にならないようです。それはもったいないですよね。心を落ち着けて10%でも自分の毎日に活かすためには振り返りが必要ですね。