新人研修の一コマ　その10（最終回）ライバルは必要

これは少し季節外れですが、幌加内村の朱鞠内湖でワカサギ釣りをしたときの写真です。今日のテーマ「ライバルは必要」につながります。

結構寒い湖で、一人で黙々と釣れる方は、よほどワカサギ釣りが好きか心の強い人だと思います。たとえば1時間で何匹釣れるか4人で競争となれば、脱落する人はいないでしょう。

研修でもそういうことはあります。

個人でライバルを見つけるのもいいですし、チームビルディングとしてAグループとBグループで作業を通して成果を見せ合うということも効果的です。

つい先日実施した能代商工会議所では、ランチにおすすめのお店をそれぞれ一店ずつ選び、取材依頼から写真撮影まで自分たちで行い、A4サイズの手書きチラシを作成しました。伺う前に編集方針を決めて行くために、編集長としての私から厳しめの指導をしました。

結果は、洋食と和食のお店にそれぞれ伺い、店主さんに創業時から守っている伝統について、野菜や魚の仕入れについてなどを取材しました。メンバーの得意技を持ち寄るなどの工夫も見られ、予想を超える結果が出ました。チームで取り組む、競うことはとても楽しくて集中力も増し、研修にとって大事な手法だと思います。