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働くことの意味 その4 仕事で成長することを実感してもらう

写真はビオラです。一番好きな花です。携帯のメールアドレスはviolaから始まほど大好きで、庭には10種類ぐらい咲いています。

さて、仕事で人は成長することを自分で実感したのが、37歳ぐらいのことです。今から20年前になります。
それ以来、私は、若い人に接するときに、「自分の成長を他人から教えてもらい、自分でも気が付く」という流れを目標に共に働きながら、指導していくことを基本にしています。

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インターンシップで大学生を2か月を3人、1年を2人預かったことがあります。
最初は基本的な仕事を繰り返し、丁寧に指導して覚えて一人前になってもらうようにプログラムを作ります。
2か月でも1年であっても、最後の1週間、1か月で「やった感」がある仕事を与えます。

具体例は、シーニックバイウェイ支援センター時代で説明します。
センターが企画したバスツアーに添乗員補助の立場で乗ってもらいました。そのためには、行程を頭に叩き込んでもらいます。タイムスケジュール(休憩時間、体験時間は何分かなど含め)を資料を見ないでもすらすらと話せるほどのレベルを求めます。
そして、当日の様子をレポートとしてまとめ、HPにアップするところまでを責任もって担当してもらいました。

当日は、お客様に褒められたり、注意を受けたりしながら任務を遂行しました。
そして、かなり厳しい内部チェックを重ねてHPに自分の署名入りで、旅の記録をアップします。

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やらされた仕事ではなく、業務の目的を把握して、準備をしっかりし当日に臨む。お金を支払ったお客様に対応する。
こうした、アルバイトではなかなか体験できないことを通して、仕事のやりがいを感じてもらう。大切だと思います。
この時の経験が、大学4年のなかで一番楽しかった、やりがいがあったと言われたときには、私を含めスタッフ皆も嬉しかったです。

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