人生を変えるひとこと　その８　今のあなたにしか出来ないことにチャレンジすべき

この黄色い花、北海道の山や庭に春先に咲き出す「レンギョウ」です。
さくらも梅も一緒に咲くのが北海道の春なんですが、このレンギョウもさらに彩りを加えてくれる元気カラーの花なんですよ。

さて、昨日の続きです。

広告代理店部長のOさんは、「実は俺が受験しようと思って通信講座の申し込みまではしたんだけど、ほとんど開く暇がなくて」と、消費生活アドバイザーの受験対応の教材を一式プレゼントしてくださいました。

そして、「この資格さ28歳以上しか受けれられないんだよ。今28歳でしょ？最年少合格者狙えるよ」と私に強めに進めてくださいました。
たしか、このテキストを頂いたのが7月ぐらいでした。27歳11か月の私は元気いっぱいでした。

受験の一次試験は10月だったと記憶しています。11科目の一次試験がかなり難しいなと見た瞬間にわかりました。でも、時間に余裕もあり記憶力もまだまだ良かったので今なら何んとなかるかもしれないと思いました。

建築士2級程度の知識が必要な住居に関する問題など、まったく見たこともないような難解な分野も多く焦りましたが、負けず嫌いな私はその日から取り組みました。

11科目ごとに新聞のスクラップをはじめました。これは、2次試験にも役立ちました。そしてテキストを読むよりも、添削の問題を解くことに時間を割きました。

1か月に1枚提出して1年で終了する通信講座を、4分の1の3か月で終える必要があったので、高校受験よりも大学受験よりも集中しました。

夢中になって勉強するという初の体験は、今思い返しても漫画みたいです。お風呂に入るときにも、スポーツクラブで自転車をこぐときにも分厚いテキストがいつもすぐそばにありました。

そして、難関の1次試験を奇跡的に突破しました。
本当に驚きましたが、期間を絞って頑張れば結果が出るということを身をもって知りました。いい体験でした。