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婚活は地域の担い手のお嫁さん探しではありません。

婚活に取り組むことになった、5年前、私は婚活の現状を調べました。
たとえば、札幌で言えば婚活イベントが多く掲載されているフリーペーパーを3号ぐらい読み込む、婚活に3年ぐらい通いつめた札幌の30代前半女性30人にインタビューするなど。
そこで見えたことは、
①募集する側がどうもおじさんたち目線であること。
②婚活をただで飲食や旅行が出来ると、悪用している女性たちが一部にいるらしいこと。
③婚活でお金儲け(個人情報集め含め)している人たちが少なくもないこと。
④婚活主宰者/アドバイザーを名乗る主に40代~60代の女性が、「自分はバツイチだから成功させることができる」と、説得力のないことをおっしゃって行政や旅行代理店、イベント屋さんに売り込んでいることが少なくないこと。などです。

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この辺りまで調べて、自分が頼まれてしまった婚活のいう事業、ちょっとまずいな。辞めようかな?と一瞬思いました。
でも、「これまでの婚活と自分が関わる婚活は変えていけばいいのだ」と考えて、どことも違うオリジナルな方法を編み出す決意をしました。

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a)婚活パーティに来て5人の男性から申し込まれたの…と自己承認欲求を高めることだけに力を注ぐような女性には来てもらいたくない。
b)地域の特色(プラス面もマイナス面も)をしっかり伝えてから、女性たちが婚活イベントに参加すると決められる情報提供をする。
c)遠方から来られてパートナーと出会い結婚することになれば、その町で暮らすことになる女性が知りたい情報は何かを事前にリサーチする。
d)c)を入れ込んだ当日のプログラムにする。
e)田舎で子育てをしたい女性たちは、どんな趣味を持つのかどんなことに興味を持つのか、どんな雑誌や映画を見ているのかなど、徹底的に来てもらいたい女性たちの趣味嗜好をつかむ。
f)結婚がゴールではなく、都会では果たせなかった夢を実現できる場所が◎◎町であるという考え方が必要。
移住政策と婚活はリンクするという結論に達しました。

婚活のお話は明日に続きます。

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