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インターンシップの学生を受け入れる難しさとやりがい

2008年から3年間で4人の学生を受け入れた得難い経験

インターンシップの経験は、2008年からシーニックバイウェイ支援センターで、SK大学の学生3人を毎年1人1か月から3か月と、HD大学の学生を1年間有償で引き受けました。責任者として私が担当していました。

受け入れ側は準備含めたいへんな思いをするが、働くことが楽しい、意義がある、チームで動くことは大変だがやりがいがあるなどの、体験をしてもらうっことに意義があると感じて、積極的に行ってきました。

 

 

 

 

ハイライトな仕事、成果を中間から後半に持ってくる (モチベーションを上げる工夫)

シーニックバイウェイ支援センターでは、学生を受け入れたときにランチを一緒にとって雑談の時間を多くとるようにしました。「他の会社では一日領収証の社判を押していた人がいる」とか、「指示は出すけど、夕方までフォローはなくて無償のアルバイトと考えているようなケースもある」など、どちらかというと残念な受け入れ側の現状を聞くことが多かったです。今はそんな会社はないと信じますが。

 

観光学部の学生が多かったため、将来お客様と接することが多いだろうと考えて、ツアーの企画、告知、当日のアテンド、報告レポートを書くことをほぼ全員にやってもらいました。

もちろん、私及びスタッフも同席してミーティングを重ね、当日も限られた責任を負ってもらうなど、お金を払って参加されるお客様に失礼がないように万全の準備をしたうえで。

最初は内気な学生も、変わる瞬間を見られる幸せ

プレスリリースを書く、これも指導に時間がかかるものでした。

そして経済記者クラブ、道庁記者クラブ、札幌市の記者クラブに投げ込み。社会人であっても記者クラブがどこに会って、どういう形式で持ち込むのかを知らない人が多いと思います。それを学生のうちに知ることは、彼らにとっては緊張すると同時に晴れの場面に自分が携われる幸せを体中で上限してくれます。

 

そして当日、テレビ局や新聞社の記者が来てくださる。

その様子を遠くから見る。紅潮したほっぺを見るのが、ひそかに私の楽しみになってきました。

 

 

 

 

 

北海道のはしはしにある、「魅力的な資源」に会いに出かけるツアーの意義を感じる学生

お取り寄せだったり、Amazonでポチが当たり前の家庭で育った彼らには、高速道路や国道、道道、町道を走り、農家さん、漁師さん、ワイン醸造家、小麦を使った加工事業者などを訪ねるツアーは新鮮に映ったようです。

 

わざわざ出かけていく価値がある場所、会ってお話を聞いて驚き、聞き入り、感動する。こうした経験をする中で、彼らの目が「キラキラ」になり、前のめりになっていく姿を見ました。

 

 

 

 

 

自分の感動を人に伝える難しさを乗り越えるとき 成長する学生たち

ワイン用ブドウは甘かった。眺めが良い畑は手入れが良かった。

とても素直な感想を書く学生に、私は純粋っていいなーと思いつつ、「感動を受け取った第三者のコメントによって、そこを訪れようとする人、そこで特別な何かを買おうという欲求が生まれるんだよ。」と、ちょっと厳しい指導をします。

 

時間を切って「30分後に一度見せて」慣れてくると「10分後に、構成を変えてもう一度出して」という私からのリクエストに応えられるれようになってきます。

私が直すことは簡単で早いのですが、学生の持ち味を活かしてレポートやブログを公開したいので、こちらも粘ります。

そして、完成したレポートは、フレッシュな感性にあふれたなかなかの出来になります。

こうした成功体験を持って、就職活動に取り組む彼ら、彼女らは成果を出してその報告に来て来ることが多かったです。その時、スタッフも私も「真正面から取り組んでよかったね」と疲れも吹き飛ぶのでした。

 

この経験を活かして、2017年4人、2019年今年も4人の学生をインターンシップで中頓別町として受け入れます。

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